漫画好きな人ならほとんどの人が既に読んでるかもしれないけど、意外と読んでない人も多かったりするのではないかな、と思った連載中の青年漫画のオススメを6作品紹介します。
下記の好きな傾向や漫画例とかに当てはまる人なら絶対に読んで損しない漫画だと思います!
傾向
- エログロすぎるの嫌い
- エログロが無さすぎるのも物足りない
- バトル系あんまり好きじゃない
- サバイバル系好き
- ちょっと頭使うの好き
完結済みの好きな漫画例
- ベルセルク
- 進撃の巨人
- シガテラ
- 自殺島
- GANTZ
逆に上記作品をチラッと読んで、刺激が強すぎたり苦手だったりする方にはオススメはできないかなと思います。
現実的すぎる漫画(例えばウシジマ君とか)とか、ファンタジーすぎる漫画(ハーレム系とかの)が苦手。
現実の法則に則りのがらも「もしもこうなったら」的な、現実的な残酷さもあるけどファンタジーなそんな漫画が好きです。
望郷太郎
あらすじ
大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から500年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトのと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ。
作品の個人的な説明
大寒波を逃れようと1ヶ月だけ冬眠カプセルで眠るつもりが、誤って500年寝過ごしてしまった元大金持ち(舞鶴グループの七代目舞鶴通商イラク支社長)である舞鶴太郎の話です。
500年後の世界を現代の記憶と知識で生き抜いていくサバイバルな所もそうですが、世界がどうなっているかわからない場所に踏み込んでいくワクワク感もたまりません。
「生きる」「生活」そんな色々を現代と当てはめて、色々考えさせられて生き方の勉強としても実になる漫画でした。
2021年6月現在 4巻(2021年03月23日)まで出ています。
モーニング公式HPで1話試し読みができるみたなので気になった方は一読されてみてください。
著者の「山田芳裕」さんの漫画は他にもあり、どれも面白いらしいです。(まだ読めていない)
アンダーニンジャ
あらすじ
かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!引用:amazon
作品の個人的な説明
「もしも現代に忍者がいたら・・」をリアルにファンタジーに面白く描いてくれてる作品です。主人公の雲隠九郎はいかにも引きこもりニートな生活をしているのですが、忍者ならではの身体能力の高さがしょうもない現実的な部分に垣間見えたりする時は面白おかしく、それが戦闘に活きた時にはワクワクします。
「一般的にはニートだけど実はめちゃくちゃ強い」という隠れヒーロー感もなんか好きな要素だったりします。
巻が進むにつれて、魅力的な登場人物の登場や世界観もスケールアップしてきて、現段階で続きが気になってたまらない漫画の一つです。
2021年6月現在 5巻(2021年03月05日)まで出ています。
著者は「アイアムヒーロー」でも話題になった花沢健吾さんです。
ヴィンランド・サガ
あらすじ
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!引用:amazon
作品の個人的な説明
昔のヨーロッパの作品好きにはたまらない世界観、バルト海沿岸地域の武装船団(海賊)ヴァイキングが中心となって発展していく話です。
一般人からしたら最低最悪な薄汚い盗人でしかない無法者集団ヴァイキングを中心に話が進んでいくわけですが、白熱するバトルはもちろんの事、復讐で煮えたぎった幼い主人公トルフィンが、道中に出会う悪敵・仲間・出来事等を通じて、心が動かされ成長していく過程もたまらなく心動かされます。
少しグロさが強めですが、必要なグロさという感覚です。アニメも有名なようですが個人的な感覚として、別物なので是非漫画から読んでほしいかな、と思います。
2021年6月現在 24巻(2020年10月23日)まで出ています。
著者は幸村誠さん。『プラネテス』も超絶オススメです。
創世のタイガ
あらすじ
彼女にフラれ生きている実感の乏しい青年タイガ。大学の文化人類学のゼミ仲間とオーストラリアへ卒業旅行に出かけた彼は偶然入った洞窟で観光ガイドにも載っていない古代の壁画を発見する。直後に起こった崩落からからくも逃れた彼らは入り口とは別の穴から外に出るがそこはマンモスや古代の巨大哺乳類が跋扈する世界だった。「ホーリーランド」「自殺島」リアルな人間を描かせたら右に出るもののいない森恒二の最新作。引用:amazon
作品の個人的な説明
「洞窟を抜けるとそこは原子時代だった」的なサバイバルファンタジー漫画です。
感覚としては異世界ものに近いかもしれませんが「主人公達が実は秘められた超パワーを持ってて無双」と言うありがちな設定ではなく、無力な主人公達が現代の知識でなんとかサバイバルしている所にワクワクしてきます。
「現実的にそれは無理がある」と言う設定があると言う評判もありますが、寧ろ設定がリアルだからそこに目がいってしまうのかな、と言うくらいのレベルでそこは漫画として面白く読める部分だと思います。
2021年6月現在 8巻(2021年04月23日)まで出ています。
著者の森恒二さんの作品はどれも「生きるとは」的なテーマを持った根本的な生活と生命に訴える魅力があり、僕の大好きな漫画家さんの一人です。
他の作品「ホーリーランド」も「自殺島」も下で紹介する「無法島」も是非是非読んでほしい最高の作品です。
無法島
あらすじ
20××年、政府は増え続ける凶悪犯に対し、試験的に流刑制度を復活させた。死刑に相当する凶悪犯62名が送られた島の名は、通称「無法島」――。家族を惨殺され、無実の罪を着せられ、この島へと辿り着いた一人の青年。あまりにも過酷な現実が、いま動き出す…。累計330万部超の大ヒットサバイバルコミック「自殺島」。そこでは語られなかった前日譚を描く、衝撃の話題作!!引用:amazon
作品の個人的な説明
上で紹介した「創世のタイガ」の著者の森恒二さんの連載中の作品で、あらすじ通り、本筋は死刑相当の犯罪を犯した重犯罪者が無人島「無法島」に集まったら的な話です。
「無法島」に連れてこられる人はただの殺人犯というだけでなく犯罪歴は色々で、それぞれの個性の違いも面白い。
・連続殺人犯
・親殺し
・強姦魔
・詐欺師
・復讐者
・冤罪
主人公は冤罪により無法島に連れてこられた元野球選手だったりするのですが、投球能力を活かした敵の迎撃など、日常生活では活きなかった能力が異世界(無法島)の戦いの場で活きる所にワクワクしたりもします。
暴力だらけでグロそうなイメージもありそうですが必要以上に過度な表現はなく、作品の題材として必要な程度です。
また、暴力と欲が渦巻く混沌な島内での人間模様や心情も敵味方それぞれ深く感じられ「生きる」にハラハラできる漫画です。
2021年6月現在 4巻(2021年04月28日)まで出ています。
まとめ
かなり個人的な青年漫画紹介になりましたが、連載中の漫画の中で(僕的)には現在進行形で続きが気になりすぎる全て最高すぎる漫画たちです。
どれから読んでもいいと思うのですが、一番とっつきやすいのは絵柄と物語からして「ヴィンランド・サガ」かな?という感じです。 ただ、どれも女性受けはしない漫画ではあるようです。 笑